1. システム管理
サーバー接続
AutoTubeのサーバーは http://143.189.213.57(ポート80)で稼働しています。管理ダッシュボードの「設定」タブからサーバーURLを設定してください。
- 管理ダッシュボードを開き、「設定」タブへ移動
- サーバーURLに http://143.189.213.57 を入力
- 「接続テスト」ボタンで疎通を確認
- 接続成功の緑バッジが表示されれば完了
Gemini API Key設定(担当者個別管理)
AI機能(パイプライン実行、ネタスタジオ等)を利用するにはGemini API Keyが必要です。各担当者が自分のGoogleアカウントで個別にキーを取得・設定する運用です。
- 各担当者が自分のGoogleアカウントで Google AI Studio にアクセスし、APIキーを作成
- パイプラインのTOP画面 → チャンネル設定 → API接続設定 → Gemini API Key欄に自分のキーを入力・保存
- 設定後、ネタスタジオのリサーチタブで「接続テスト」ボタンをクリックして動作確認
管理者の役割: 管理者はグローバルキー(フォールバック用)を設定タブで登録できますが、これは担当者がキーを設定していない場合の緊急用です。運用上は各担当者が個別キーを使用することを徹底してください。
クォータ管理バッジ
全ページ(パイプライン/ネタスタジオ/PDCA)の画面右下に、Gemini APIの日次使用量バッジが表示されます。バッジの色が黄→赤に変わったら上限に近づいています。クリックするとモデル別の内訳と現在のRPM(1分あたりリクエスト数)を確認できます。
PAT(Personal Access Token)
サーバーAPIへのアクセスにはPAT(Bearer Token)が必要です。トークンは管理ダッシュボードから発行し、各担当者に配布します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 発行場所 | 管理ダッシュボード → 担当者タブ → トークン発行 |
| 保存先 | localStorage yt_pipeline_server_token |
| 有効期限 | なし(手動で再発行・無効化) |
| 権限 | 割り当てられたチャンネルのデータのみアクセス可能 |
デプロイ
サーバーへのデプロイはAPIエンドポイント経由で自動化されています。手動SSH作業は不要です。
- GitHubリポジトリにコードをpush
- 管理ダッシュボードの「VPN PC」タブからデプロイを実行、または直接APIを呼び出し
- デプロイAPI: POST http://143.189.213.57/api/deploy
2. 担当者管理
追加 / 編集 / 削除
担当者の管理は管理ダッシュボードの「担当者」タブで行います。
- 「担当者」タブを開く
- 「担当者追加」ボタンから名前・ロール(admin / operator)を入力
- 編集はカード上の編集アイコン、削除は削除アイコンをクリック
チャンネル割当
各担当者に運用チャンネルを割り当てることで、データアクセスの範囲を制御します。
- 「担当者」タブで対象者を選択
- 「チャンネル割当」セクションで運用チャンネルを選択
- 1人の担当者に複数チャンネルを割り当て可能
トークン発行
担当者がAutoTubeを利用するには、個別のアクセストークンが必要です。
- 「担当者」タブで対象者のカードを表示
- 「トークン発行」ボタンをクリック
- 生成されたトークンを担当者に安全な方法で共有(表示は1回のみ)
- 担当者はパイプラインの設定画面でトークンを入力
VPN PC
各クライアントチャンネルにはVPN専用PCが1台必要です。VPN PCではcollector.pyがYouTube Data API / Analytics APIを呼び出します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | チャンネル間のIPアドレス分離(紐づけ防止) |
| VPNサービス | NordVPN(NordLynxプロトコル推奨) |
| 固定IPルール | 1チャンネル = 1固定IP = 1VPN PC |
| 動作ソフト | collector.py + watchdog.py |
| 禁止事項 | AI API呼び出し(Gemini / Claude / OpenAI) |
3. 運用チャンネル管理
追加 / 編集
運用チャンネルは管理ダッシュボードの「運営ch」タブで管理します。
- 「運営ch」タブを開く
- 「チャンネル追加」ボタンからチャンネルID・チャンネル名・ジャンル等を入力
- 既存チャンネルはカード上の編集ボタンで情報を修正
最大10ch制限
AutoTubeで同時に運用できるチャンネル数は最大10チャンネルです。これはサーバーリソースとVPN PC管理の実用上限に基づいた制約です。
| チャンネル数 | 必要VPN PC台数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1〜3 | 1〜3台 | 小規模運用。管理者1名で対応可能 |
| 4〜7 | 4〜7台 | 中規模運用。担当者の分担を推奨 |
| 8〜10 | 8〜10台 | 大規模運用。ヘルスチェックの自動化必須 |
メモ(memo)
各チャンネルにメモを登録できます。クライアント情報、運用方針、注意事項などを記録してください。
- 「運営ch」タブで対象チャンネルの編集画面を開く
- メモ欄に自由記述で情報を入力
- 保存ボタンでサーバーに反映
4. データ管理
collector.py → receiver.py データフロー
データ収集は3層アーキテクチャに従って、VPN PC上のcollector.pyがYouTube APIからデータを取得し、サーバー上のreceiver.pyに送信します。
| 収集データ | API | 頻度 |
|---|---|---|
| 動画メタデータ(タイトル、説明等) | YouTube Data API v3 | 15分間隔 |
| 視聴回数・高評価数等 | YouTube Data API v3 | 15分間隔 |
| アナリティクス(CTR、維持率等) | YouTube Analytics API | 日次 |
手動収集
通常はcollector.pyが自動でデータを収集しますが、即座にデータを更新したい場合は手動収集が可能です。
- 管理ダッシュボードの「VPN PC」タブを開く
- 対象VPN PCの「手動収集」ボタンをクリック
- collector.pyがコマンドを受信し、即座にデータ収集を実行
ヘルスチェック
各VPN PCとcollector.pyの稼働状態はヘルスチェック機能で確認できます。
- 管理ダッシュボードの「VPN PC」タブでステータス一覧を確認
- 緑: 正常稼働 / 黄: 応答遅延 / 赤: 停止
- watchdog.pyが自動復旧を試みるが、赤が続く場合は手動確認が必要
| コンポーネント | 監視方法 | 自動復旧 |
|---|---|---|
| collector.py | watchdog.py(死活監視) | あり(自動再起動) |
| VPN接続 | watchdog.py(VPN検証) | あり(再接続試行) |
| receiver.py | Nginx → Gunicorn ヘルスチェック | systemd自動再起動 |
5. KPI目標管理
KPI目標設定(管理タブ → KPI比較)
各担当者×チャンネル別にKPI目標を設定します。設定した値は進捗・KPIページの達成状況に反映されます。
- 担当者を選択: ドロップダウンから対象の担当者を選択
- チャンネルを選択: 「全チャンネル共通」または個別チャンネルを選択
- 目標値を入力: 以下の16項目を設定可能
項目 単位 説明 CTR % クリック率(YouTube平均: 4-6%) 平均維持率 % 平均視聴維持率 30秒/60秒/90秒維持率 % 各地点のリテンション エンゲージ率 % (高評価+コメント)/視聴回数×100 高評価率/コメント率 % 各指標の対視聴回数比率 月間再生数 回 月間総再生回数 月間登録者増 人 純増登録者数 - 「目標を保存」をクリック: サーバーDBに保存され、進捗KPIに反映
6. API使用量・Quota管理
Quota状況カード
管理タブ → API使用量に表示されます。各AI Providerの日次使用量と残量をリアルタイムで確認できます。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 緑バー「正常」 | 残量十分(50回以上) |
| 黄バー「警告」 | 残量50回以下。新規分析を控えてください |
| 赤バー「枯渇」 | 日次上限到達。翌日のリセットまでAPI使用不可 |
担当者別・機能別コスト
月間のAPI呼び出し回数・トークン数・コスト(USD/JPY)を担当者別・機能別に確認できます。
- 担当者別: パイプライン経由のAPI呼び出し + サーバー自動処理
- 機能別: F187_TIER1(動画評価)、ANALYZE_VIDEO(分析)等
- エラー件数: quota超過・タイムアウト等の今月合計
API二重課金防止
同じ動画の評価・分析結果は全担当者で共有されます。一度分析した動画は「キャッシュ済」バッジが表示され、再度APIを呼びません。
7. OAuth認証管理
OAuth状態の確認方法
管理タブ → チャンネル一覧またはVPN PC管理で各チャンネルのOAuth状態を確認できます。
| 表示 | 意味 | 対処 |
|---|---|---|
| authorized | 正規トークン保存済み | CTR・維持率が取得可能 |
| invalid_token | トークンが無効 | VPN PCで python collector.py --auth を再実行 |
| no_token | トークン未保存 | 初回OAuth認証が必要 |
| none | OAuth未設定 | collector.pyのoauth設定を有効化 |
OAuth再認証手順
- 対象チャンネルのVPN PCにリモートデスクトップで接続
- コマンドプロンプトで cd C:\autotube → python collector.py --auth
- ブラウザが開く → Googleアカウントでログイン → 権限を許可
- 「認証成功」と表示されたら完了。トークンはサーバーDBに自動保存
8. Channel Archetype設定
Archetypeとは
チャンネルのジャンル特性を6種類+未設定(unknown)から選択します。F-187動画評価で使用され、チャンネル特性に合った評価基準が適用されます。
| Archetype | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| education | 教育・解説系 | ゆっくり解説、知識系 |
| vlog | 日常記録・個人発信 | 日常Vlog、旅行記 |
| entertainment | エンタメ・バラエティ | ゲーム実況、お笑い |
| cinematic | 映像作品・ドキュメンタリー | 短編映画、MV |
| news | ニュース・時事 | 速報、解説ニュース |
| tutorial | 手順・ハウツー | 料理、DIY、プログラミング |
| unknown | 未設定(デフォルト) | 新規登録時の初期値。適切なarchetypeを選択してください |
設定方法: 管理タブ → 運営ch管理 → 各チャンネルの「Archetype」ドロップダウンから選択
9. トラブルシューティング
接続エラー
サーバーへの接続ができない場合、以下の順番で確認してください。
- サーバーURL確認: http://143.189.213.57(ポート80)であること。ポート5000は旧設定で無効
- file://プロトコル確認: HTMLをダブルクリックで開いていないか確認。start_server.bat経由(localhost:8080)で開く必要あり
- トークン確認: localStorageの yt_pipeline_server_token に有効なトークンが設定されているか確認
- サーバー稼働確認: ブラウザで http://143.189.213.57/api/health にアクセスして応答があるか確認
- ファイアウォール: 社内ネットワークのファイアウォールがポート80の外部通信をブロックしていないか確認
collector停止
collector.pyが停止し、データ収集が止まった場合の対処法です。
- ステータス確認: 管理ダッシュボードの「VPN PC」タブで赤ステータスのPCを特定
- watchdog確認: watchdog.pyが動作中であれば自動復旧を試みます。数分待っても復旧しない場合は次へ
- VPN接続確認: VPN PCでNordVPNの接続状態を確認。切断されていれば再接続
- 手動再起動: VPN PCでcollector.pyを手動再起動
python collector.py --daemon
- ログ確認: collector.pyのログファイルでエラー内容を確認
collector.log
データ非表示
パイプラインやPDCAダッシュボードにデータが表示されない場合の確認手順です。
- チャンネル選択確認: ダッシュボード上で正しいチャンネルが選択されているか確認
- データ収集確認: 管理ダッシュボードの「VPN PC」タブでcollector.pyが正常に動作しているか確認
- 期間確認: 表示期間フィルタが正しく設定されているか確認。新規チャンネルは過去データがない場合あり
- ブラウザキャッシュ: Ctrl+Shift+R でハードリロードを試行
- サーバーデータ確認: APIで直接データを確認
curl http://143.189.213.57/api/videos?channel_id=YOUR_CHANNEL_ID \ -H "Authorization: Bearer YOUR_TOKEN"
- 担当者権限: 該当チャンネルが担当者に割り当てられているか、管理ダッシュボードで確認